安心・安全な水産物を皆様にお届けするための
漁業者の取り組みを紹介いたします

生産現場では・・・
 漁獲された主産物は、網などからあげられたら直ぐに、魚艙(ぎょそう・漁獲された水産物を入れる場所。ここにはあらかじめ氷を入れ、海水を流し込んで冷海水にしてあります。)に入れ、鮮度を保ったり、水槽のようにして生かしたままで出荷したりします。

網から直ぐに運搬船の魚艙に積み込まれます。

港に帰ってくると・・・
 漁獲した魚を魚艙に積んで港に帰ってくれば、魚を船からあげ、そして、魚体自動選別機(自動で魚の大きさ別に分ける機械)に送られていきます。(出荷時間が短縮され、鮮度が保たれます。)
 この自動選別機を通った魚を漁業者の皆さんが、氷を敷いた魚箱にきれいに並べて、保冷車に積みこんで市場に出荷されていきます。マイワシやアジなど一度にたくさん獲れるような魚は、ダンベ水槽と呼ばれる水槽に入れて市場に運ばれます。この水槽には、殺菌流動海水氷が入れられており全ての魚が冷やされます。

写真手前側の魚が入った水色の入れ物がダンベ水槽(約600kg入ります。)
殺菌流動海水氷を使った出荷作業。
殺菌流動海水氷製造貯蔵装置。

市場では・・・
 定期的に水産物を検査機関に出し、毒性検査等のチェックを行い、本府で水揚げされた水産物の安全性を確認しています。また、春から夏に出荷している育成岩がきに際しては、20時間以上紫外線による殺菌を行い「生食用」として出荷しています。

カキの殺菌用水槽
岩がき

その他
 京都で水揚げされたズワイガニ(オス)には、緑色のタグが付けてあります。
京都の漁業者が自信をもって皆さんにお届けする証です。









 
                  copyright © 2013 京都府漁業協同組合 .All rights reserved