魚がたくさんとれる場所はどこ?

 むずかしいですが、礁(くり)と呼ばれる場所ではよく魚がとれます。礁とは、海の中で山のように高くそびえ立つ岩で、そこに海草がたくさんはえていて、また魚のかくれ家ともなるので、魚が集ってきて、とれやすいところとなっています。




魚が一番たくさんとれるのはいつ?

通常、魚たちが一番たくさんとれるのは冬の季節(11月~3月頃まで)です。逆に一番とれないのは夏(7月~8月)の季節です。きっと魚たちも暑くて動き回るのがいやなのではないでしょうか。(漁師の皆さんはこの時期を夏枯れというように言われます。)
 ただ、京都府の海でとれる魚の量がだんだんと減ってきています。これは、今までたくさんとれていたマイワシがほとんどとれなくなったことが大きな原因となっています。




なぜ漁獲量が減ってきたの?

これにはいくつかの原因が考えられます。
(1)海が汚れたり、海岸がコンクリートで埋め立てられたりしたため藻場と呼ばれる、魚が卵を産んだり、小さな時に身をかくす場所がなくなったりして、魚たちが住みにくい環境になってしまったため。
(2)これまでたくさんとれていたマイワシが減ったため。
(3)魚をとる技術機械発達、魚をとりすぎたため。
この他にも理由はあると思いますが、はっきりとした原因がわかっていません。そのため漁師の方々は魚を増やすためにいろんな努力をしています。



 
                  copyright © 2013 京都府漁業協同組合 .All rights reserved